ホワイトゆきの思いつき日記

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日記

生物の進化のことなど

投稿日:2017年7月6日 更新日:

 

生物のしくみがいかに巧妙で絶妙で素晴らしくできているか、については多くの人々が指摘していると思います。

なんて素晴らしい生物の神秘、生命の不思議、みたいな・・・。

その通りとは思いますが、それほどでもないかなと思われる事例もあるので、例をあげてみようと思います。

性染色体のしくみ

私が神様なら(大胆な仮定ですが)Y染色体をもっと長くして、というよりX染色体の端っこにY染色体がくっついたようなX’染色体にします。そして、XXがメス、XX’がオス、というふうにします。

そうすれば、伴性劣性遺伝(X-linked)の遺伝病が無くなるのに、と思っていました。

その通りとは、思うのですが、ちょっと調べてみると、性染色体のありかたは、生物種によっておもいっきりたくさんあって、それほど単純でもなさそうです。

植物とか昆虫とか動物とかも関係なくいろいろで、染色体と関係なく(遺伝子と関係ない)性が決まる生物もあり、全然、適当というか統一性がないというか、とにかくいろいろあるようです。

XY型が多くの哺乳類とホップ、アサなど、XO型が一部のネズミと虫、ZW型というのもあって鳥、へび、虫などとイチゴの一種、ZOがミノムシとか・・・だそうです。

チトクロームCとかは、まじめに注意深くていねいに作ってあるのに、このいい加減さは・・・。

性染色体の進化ももとは常染色体だったらしいので、Y染色体というのは、だんだんスリムに進化してきたらしいです。

ということは、伴性劣性の遺伝病のデメリットよりも短くなるメリットの方が大きかったということでしょうか?

やはり、生命の神秘は奥が深いですね。

眼の構造

脊椎動物の眼は視神経を網膜の前から引き出して、まとめてたばにして、網膜を突き抜けて裏にひっぱって脳につなげています。

網膜をつっきる部分が盲点になるので、あまり、いい構造とは言えません。

タコの眼は網膜のうしろから神経がでているので盲点がありません。この方がカメラとして正しい構造でしょう。

CCDから電線を引いてカメラを作る場合、誰が考えても電線は後ろを通すと思いますが、我々の眼は構造的に欠陥があると言わざるをえません。

盲点の問題は、大したことではないということでしょうか。

やはり、生命の神秘は奥が深いですね。

虫垂が無くならない

盲腸(虫垂)なんてものは何の役にもたたない、と言われていました。

たまに虫垂炎になって、命を脅かすだけの無用の長物。

なのに、なぜ退化してしまわないのか。

虫垂は細い管なのですが、その中をうんちのもとが出入りしています。あまり、入口が細くなりすぎるとその交通が悪くなって、虫垂炎になりやすくなる。それで、退化したいのに退化しきれない。

という説を、以前みたことがあります。

なるほど。と思っていました。

進化の袋小路、みたいな感じですね。

ところが、最近、さまざまな哺乳類の虫垂を調べてその進化をみてみると、たくさんの系統でそれぞれ独自に進化してきていることがわかったらしいです。

いったん虫垂ができた系統では無くならない、ということもわかったそうです。

以上から、虫垂は必要なもので、何かの役目がある。役目としては腸内細菌の供給だろう、という話です。

しかし、たくさんの系統で独自に発生して、いったん発生したら退化しない、という事実は、必ずしも必要という事を意味するわけではないですね。

最初の進化の袋小路説でも、いったん、たまたま突然変異で奇形ができると、退化できずにのがれられなくなるので同じことがおきます。

たまたま突然変異で奇形ができるのはどちらの説も同じで、そこから退化できなくて残ったとするか、必要だから残ったとするかの違いですね。

調べたことはとても素晴らしいですが、調べてわかったことと、主張していることが少しずれている論文のような気がします。

動物の食性・生態的・社会的特徴と、虫垂のあるなしは関連がないこともわかったそうです。

腸内細菌の供給とか免疫細胞の供給という役割については、虫垂を取った人が寿命が短いというデータでもあるのでしょうか。

虫垂を取った人はたくさんいますが、それほど困ったことは起きていないような気がしますが・・・。

いずれにしても、生命の神秘は奥が深いですね。

では、今日はこの辺で失礼します。
最後まで読んでいただいて、ありがとうごさいました。

 


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